くノ一菖蒲〜艶熟精堕淫舞〜

二場兵悟はつてをたどり今の藩の剣術指南役として地位に着いていた。女好きである兵悟は地位を利用し様々な相手を手籠めにしていたが自身の役職にも手を抜かなかった。殺々達間者を放ち探りを入れさせると藩内の情報漏洩の話が聞こえてくる。情報の漏洩は兵悟の来る前から行われ、かなりの間続いている事が判る。殺々の話しでは出所は城下の店だとの事だった。もう少し探りを入れるという殺々に対して兵悟は気分転換も兼ねて自分で様子を見に行くと伝える。後日探りを入れるために兵悟が店を訪れるとそこは庶民の集う蕎麦屋だった。「木の葉を隠すには森の中」と呟く兵悟は浪人を装い中に入る。昼時を過ぎた店内にはまばらに客がいる。兵悟が腰を降ろすと注文を聞きに娘が駆け寄ってくる。兵悟は注文を思案する素振りで娘に視線を巡らせる。若い娘に色欲を感じる兵悟は体の値踏みをしつつも娘がただの町人だと見抜く。注文を受けた娘が店の奥に声を掛けると主人の声が返り女将が顔をだす。女将の姿を捉えた兵悟は足の運びや仕草から女将が間者である事を見抜くが、それと同時に女将の器量と豊満な肢体に興味を引かれる。蕎麦を啜る傍らで耳を澄ませると女将は菖蒲、娘は小春、主人は亮太郎だと言う事が判る食事を済ませ茶をすする兵悟は菖蒲の様子をそっと目で追う。自身の見立てが間違いではない事を確認する兵悟は菖蒲の熟れた身体に強い欲望を駆り立てられていた。代金を机に置き兵悟は菖蒲に声をかける。声を掛けられて振り向いた菖蒲は兵悟と目が合うと一瞬たじろいだ。兵悟の気配に気圧され菖蒲は一瞬女将からくノ一に戻ってしまったのだ。菖蒲の様子を確かめた兵悟は少しだけ口元を歪めるとそのまま店を後する。店を出た兵悟は城下に放っている忍びにこのまま店の様子を探るよう指示を出す。監視をつけた兵悟は既に菖蒲を嬲る算段を考え始めていた。
タイトルくノ一菖蒲〜艶熟精堕淫舞〜
カテゴリアドベンチャー
レーベルBLACK PACKAGE TRY
メーカーBLACK PACKAGE TRY
価格7,140
発売日1970年1月1日

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