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「ボク、入学したら文芸部に入るんだ」追湊ユウマ(おうみなとゆうま:主人公)の野望は、死亡フラグどおりに入学した翌日、担任の紗良先生の「文芸部?何年か前に潰れたわよ」の一言でついえた。文芸部に入る→先輩と恋に落ちる→売れっ子ラノベ作家になる!!というボクの未来予想図は、早くも根本から書き換えを余儀なくされた。文芸部に代わる部活を探すも他に小説が書けそうな部はなく、結果として帰宅部に落ち着いた。それでも図書室書棚の奥にある一人用の閲覧席に小説執筆のための安住の地を見付けたボクだったが……。突然の生徒会役員の登用。生徒会長も風紀委員長もちょっと問題のある人たちで、いきなり書類山積み。忙しいけどそれなりに楽しい学園生活が始まった。そして大事件に巻き込まれるのだが、詳細は控えるとして……。その結果、実はオカルト研な第二文芸部の一員となったボクは、入部早々、魔導書を手に入れた。柚夏先輩の研究の末、それが契約者をモテモテにする魔法を秘めたモノと判明する。魔導書を使ってみたそうな柚夏先輩。「柚夏先輩がモテモテになるんですか?ボクと言うものがありながら」「お前の為の秘宝と以前に言ったはずだぞ、それにあたしとお前は、何の関係も無い」「ボクがモテモテになるんですか……了解しました」つまり、ボクを実験台にしてみたいだけの柚夏先輩。しかし、魔導書との契約には必要なものがあった。それが、何なのか口ごもる柚夏先輩。それでも問い詰めると逆ギレ気味に叫んだ。ボクは柚夏先輩に精液を出してもらうことを条件に魔導書との契約に同意した。ボクの精液を使って魔導書と契約する。柚夏先輩の主導の元、魔導書の効果を確かめる実験が開始された。のだが……これって、モテモテじゃなくて相手を発情(サキュバス化)させる魔法では?魔導書の影響で、ボクの周囲ではエッチなトラブルが続出!それに加えてオカルトな事件も続発!果たしてボクは、念願のラノベ作家になれるのか、乞うご期待!
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