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主人公、榊晃輔(さかきこうすけ)は将来を嘱望された水泳の選手でした。そんなある日、全国大会を目指すのに重要な試合の直前、晃輔は通行人をかばって大事故にあってしまいます。結果として、主人公は数ヶ月にも及ぶ昏睡状態に陥ってしまいました。医者すら絶望的と判断する中、奇跡的に意識を取り戻しますが、季節は既に秋になりまもなく冬になろうとしています。晃輔が失ったものは大きく、自分が水泳にかけていた夢への環境は厳しくなる一方でした。そんな時、彼の在籍する学院にある人物がやってきます。「あなたが望むのならば、当学院は全力であなたの力になりましょう」それは政財界や著名な有名人の令嬢が多数在籍する超お嬢様学院『聖エトワール女学院』の関係者でした。話を聴くと、晃輔が身を持って助けた人物はエトワールに多大な影響をもつ財閥のお嬢様で晃輔の力になりたいと申し出てくれたのです。このままでは何も状況は変わらない。それなら、この可能性に…出来ることをやってやろうと晃輔はその誘いを受け、もう一度水泳で全国を目指します。こうして晃輔は、お嬢様ばかりの聖エトワール女学院へ通うことになるのでした。それはお嬢様たちにとっても、同年代の男性と触れ合う初めての機会でもありました。
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