主治医の淫謀 前編
綾妃の夫の圭一郎が体調を崩してしまった。主治医の野山先生は、ストレスからくる疲労で安静が必要だという。しかしいくら看病しても夫の体調が良くなることはなかった。そして綾妃自身も『夜の営み』のことで悩み始めている。体調不良の夫にねだるわけにもいかず、思い煩うことが多くなっている。綾妃はひとり悶々とした日々を送っていた。そして野山先生が往診に来るようになってから、胸が高鳴り、身体が火照るようになった。欲求不満?単に男の人に興奮してしまっているだけ?何かの病気?もしかして先生のことが? |
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