侵蝕2〜淫魔の生贄〜
月乃影也
司書の先生が長期病欠のため、図書委員の監督を代行することになった“幻夢”。元々人が寄り付かず、各学年ごと一人づつしかいない図書委員の中で、幻夢はおどおどした少女・“千沙”を「生贄」として目を付ける――。幻夢から、貴重本が保管されている立ち入り禁止の部屋へ資料を運ぶよう頼まれた千沙は、重い書類を運ぶ途中、何かが足に纏わりつき転んでしまう。その拍子に落ちた半透明の玉に触れたとたん、彼女は魔道書に封じられていた触手生物に捕まり、結界内でメチャクチャに犯され失神してしまう。だが目覚めてみると、そこは以前と変わらない部屋。千沙は先ほどまでの出来事を夢と思い、その場を立ち去った。翌日、図書室に行った千沙は、監督代行の幻夢に拉致され、地下牢に監禁されてしまう。幻夢によって子宮に「触手の卵」を植え付けられた彼女は、卵が発する媚薬からくる欲情に耐えかね、魔道書から召喚された魔物に犯されることを承諾してしまい……。 |
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