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本家の指令は【絶対】…魔と対峙せし力を秘めしその里は不気味なほど静かに、文字通り嵐の前の静寂を以って貴方を迎える――。淫靡ある魔に身を捧げし三人の男巫女と共に、その力を制圧/使役せよ!平凡な学生生活を送っていた主人公の前に突如現れる、本家の使い。さらわれるようにして連れられ、古く奥ゆかしいにも程がある田舎に帰ってきた主人公を待ち受けていたのは、実の兄のように慕っていた宮司の死という凶報だった。代わって宮司を努めよと案内された先で紹介された、可憐な男巫女達の魅力には抗えず、戸惑いながらもつい引き受けてしまうのだが……。悠久の時を結界で護ってきた、神社の神主とその男巫女達。経年の劣化と結界の呪力が弱まり、復活する魔物達に先代の宮司は倒されてしまった。新たに宮司となった主人公だが、幼い頃から宮司となるために修行をしてきた先代と違い、それらしい能力と言えるものも持ち合わせているはずもない。その為、超常の力である神力を使い戦えるのは、現状男巫女達だけで、歯がゆく見守ることしか出来ない。戦いの末、なんとか魔物を衰弱させ、体内に取り込む役目を務めるも、予期せぬ展開が待ち受ける……。強い魔物を取り込めばその力は強まるが、心のバランスが崩れると魔物に支配されてしまう。「身体を繋いで神力を注ぐ」ことで助けられる、その言葉に迷いながらも主人公が導き出した覚悟。宮司となり(Hによって)魔物を鎮める役目を果たし、男巫女達を支え共に戦い、身体を繋ぐ。その中で徐々に心も深く繋がって行くのだった。
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